実は、アタシが一番興味を惹かれるストーリー・ラインはラムジー・ボルトンとシオン・グレイジョイの不可解な結びつきです。最終シーズンの熱狂も過ぎ去ったようなので、そろそろこれを語ってもいいかも・・・。 サイコパスの心理とか、代償行為とか、耳障り…
8年間貯めてきた積立ファンドが半額になってしまったような、どうにもスッキリしないゲーム・オブ・スローンズの終りっぷり。デナーリスやジョン、ティリオンのキャラ展開に無理があったし~~~、地力のある役者順に死んじゃったから、最後はティリオンの語…
ゲーム・オブ・スローンズ最終シーズンの最終話、欲しがっていたものを手に入れたのは誰かと考えると、"北の女王"となって冠を頂いたサンサ・スタークが一番に浮かびます。サーセイと同じように女王になることが少女時代からの夢だったサンサ。 それでは、サ…
ゲーム・オブ・スローンズ最終章・最終話に飲み込まれることができず、ボヤキで終わってしまったビルコンティ。なぜそうなってしまったのかを反省しつつ、物語を支えてきた"約された"ヒロインとヒーロー、デナーリス・ターガリエンとジョン・スノウの物語…
最終シーズン最終話のエンディング近く、ティリオンの下に集まったブロン、ダヴォス、ブライエニー、サムといった小評議会のメンツを見て七王国の黄金時代に向けた復興の兆しを感じられなかった私目。 なんでかな?そうだ、タイレル家がいないと・・・。 何…
怒りを解き放ったデナーリス・ターガリエンがジョン・スノウに成敗されるって語ってはや半月。思った通りのエンディングでウレシイかというと、ちっともウレシクない! 消去法で王座に就くのはブラン・スタークという推測はあえて控えておりました。 だって…
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エピソード3では"夜の王"も倒せず、エピソード5ではデナーリス・ターガリエンの大虐殺を黙認しってしまったジョン・スノウ。"光の王"の女祭司メリサンドルに"約された王子"と認められ、死から蘇っても、これまで機能不全に陥っているジョン・スノウ。 それ…
やらかすんだろうな、やらかすんだろうなという視聴者の期待を裏切ることなく、やらかしてくれたデナーリス・ターガリエン。さすがに狂王エイリスの娘です。って、感心してる場合じゃない! 恐怖で始まったデナーリスのキャラのこれまで、ターガリエン的統治…
サーセイとジェイミー&ユーロンの関係、デナーリスとジョン、ティリオンとヴァリスの裏切りなど、いろいろな登場人物の行く末を憶測してきましたが、多分 その多くの決着がつきそうなゲーム・オブ・スローンズ第8シーズンep5。 予告編と公開写真の気になる…
ジョン・スノウに王位継承権があることを知って、どうやらまた企みを巡らし始めた様子のヴァリス。 非常に長いあいだ、私にとってはヴァリスとリトルフィンガーが一番面白い王座争奪戦のプレイヤーだった。 この二人の思想の違いを考えてみた先読み記事を、…
愛する女のため、愛する家族のため、うろたえ思い悩む男たち。怒りや情念に任せて突き進む女たち。社会的枠組みに常に囚われている男性原理、ギリシア悲劇に出てくるパイドラーやメディアのように激情が炸裂したら止まらない女性原理。 という観点から見てい…
"夜の王"を倒して、勝利に沸くウィンターフェル城。「サーセイを根こそぎ倒してやる」と豪語するデナーリス・ターガリエン。だが、王都のサーセイはユーロン・グレイジョイを従えて不敵に微笑む予告編。 鉄の玉座争奪戦となる最終章後半。不確定要素の多いデ…
傲慢で女たらしのふざけた男から、父親に捨てられた不安を抱える青年の顔をのぞかせ、卑怯な裏切り者になり、拷問の被害者になり、人以下の生き物リークになり、トラウマに苛まれる生き残った被害者になり、そこから立ち直ろうと誰よりも高潔でストイックに…
「俺たちの敵は疲れる事もなく、止まることもなく、何も感じない」 ジョン・スノウの言葉通り、倒しても倒しても死体を亡者として使うことで、再び襲い来る"夜の王"の軍勢。勇敢なドスラク軍も鉄壁の軍規を誇る"穢れなき軍団"も崩壊状態に。不落と思われ女子…