エンタメ 千一夜物語

もの好きビルコンティが大好きな海外ドラマやバレエ、マンガ・アニメとエンタメもろもろ、ゴシップ話も交えて一人語り・・・

マンガ

呪術廻戦アニメ第25『懐玉』・26話『懐玉-弐』…光が眩しいほど闇は深い

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 「戻れない青い春」の眩しさ爆裂で始まった『呪術廻戦』第2期第1話、通算第25話話の『壊玉』。どう見ても青春バディの学園バトルコメディが始まるはず。とはいえ、映画『呪術廻戦 0』の大敵である特級呪詛師・夏油…

宇髄天元、闇を抱える傾奇者は『遊郭編』で生残らなければならない!沼住民は語る

[ 『遊郭編』アニメ放送から配信も落ち着いてきて、何を今さらって時期ですが、やっぱり宇髄天元沼の住民としては、この男を語りつくしたい!「柱最弱」なんて議論が今でも続く以上、そんな解釈は方向違いだって叫びたいわけです。だから、クソでかな推し愛…

『鬼滅の刃 無限列車編』に読み取る夢世界と我妻善逸が抱える闇 極私的深読み

『鬼滅の刃 無限列車編』TVアニメ版公開中ということで、鬼滅ブームがまた熱くなってますね。多くの人から愛されて、感動を呼んでる作品だから、今更感想言うのも野暮。なんで、どうしても気になる夢と無意識領域、そこから見えてくる善逸の心の闇を想像を交…

キリング・ストーキング  ウジンの執着愛がなぜメチャ不憫なのか? ネタバレ深読み

すでにネタバレでご紹介したクギのマンガ作品『キリング・ストーキング』ですが、「これは精神疾患の話。オ・サンウとユン・ウジンの虐待関係に愛があるなんて考えるのは不謹慎」てえのが、全世界的な論調。健全な人生を送るには正しい見解だけど、そう言い…

『一度きりの大泉の話』から『小鳥の巣』へー深化する世界観 マンガ深読み

萩尾望都氏のエッセイ『一度きりの大泉の話』が巷で大騒動ぎ!萩尾氏と竹宮惠子氏が共同生活をしていた貸家の"大泉サロン"解体というか、両氏の関係を決裂させた事件が描かれていて、「どっちが悪いの?」犯人捜しみたいなレビューが溢れ返ってますが、アタ…

キリング・ストーキング サンウはウジンを愛していたのか? ネタバレ注

キリング・ストーキングのファンダムを覗くと、シリアルキラーの暴力男オ・サンウの女子ファンが多くて、サンウのファンアートやミームだらけでビックリ~~!確かにイケメンで長身マッチョだけど、「お嬢さん、この男は狂った殺人鬼でっせ。近づいたらあか…

キリング・ストーキングは、なんでこんなに痛ましいのか? ネタバレ注

サイコスリラーの傑作とか、不健全すぎる!とか、賛否両論。ストーカーがシリアルキラーに恋したらどうなるのか?って設定もオモロそうだったけれど、BLには興味ないから放っておいたWEBマンガですが、読んだらハマりっきり、読み終わったら収集がつかないほ…