バレエは最強のドラマだ!
from the older Mariinsky site 11月16日、マリインスキー・バレエの男性プリンシパルであるウラジミール・シクリャーロフが亡くなりました。39歳の若さでの急逝に気持ちが追いつかなくて1週間ほどボーっと暮らしておりました。なので、私なりの追討をここに…
from mariinsky theater site 9月17日、ヴィクトリア・テリョーシキナとキム・キミンというトップオブトップが主演する『白鳥の湖』で賑々しく開幕したマリインスキー・バレエの2024~25シーズン。待ってました!って感じの舞台。シーズン・プレミアはこうじ…
Советское телевидение ソヴィエトTV マリインスキー・バレエがまだキーロフ・バレエと呼ばれていたソヴィエト連邦時代の、しっとりと古都の栄華を匂わせる『パキータ・グラン・パ』。気難しく偉大な亡き友の思い出とともに、作品や踊り手にまつわるあれこれ…
ウクライナ戦争が始まったら「戦争反対」を表明し、さっさと亡命したボリショイのプリマ、オリガ・スミルノワ。移転先のオランダ国立バレエの公式動画が国際バレエデイにアップされたので見てみたら大々的にフィーチャーされ、なんとアタシの憧れの元スター…
動画にケチ臭いマリインスキーが、ワールド・バレエ・デーに本格参加!ってことで、珍しく動画が大盤振る舞いだった今年。それも、大好きな第2ソリストのヤナ・セリーナさんが指導する、テリョーシキナ姉さんがそれを受けてるクラスの動画などあり、夢中にな…
この6月ついに、大好きなオレシア・ノヴィコワがマリインスキーバレエ劇場のプリンシパルになりました。長年ノヴィコワを応援してきたアタシとしては凄く嬉しいけれども、遅すぎるじゃないか!!という複雑な気持ち。その喜びとやり切れなさを、書いてしまい…
バレエというと、淡い乙女の夢とか恋物語、愛する男に裏切られて泣き崩れる女なんていうイメージが定着しちゃってますが、もっと色んなヒロインがいます。 『愛の伝説』のメフメネ=バヌーは、誰の言うことにも耳をかさず、自分で決断して自分を追い込んで、…
バレエ好きの方とおしゃべりすると、『白鳥の湖』とか『くるみ割り人形』とかの話になることが多いですね。チャイコフスキー作曲だし、世界中で上演されてるし...。でも、ロシアバレエ好きからするといろんなバレエ団の垢がつきすぎて、一番好きからは遠くな…
ドキュメンタリーというジャンルが、どうもアタシは信用できません。嘘をデッチ挙げているとまでは言いません。でも、選択した事実を集めて作っているのは確かで、マクロに見たリアリティの一部を隠して、視聴者に一定の先入観を植え付けるものではあります…
○○コンクールとか○○コンテストとか、インチキ臭いと思っているアタシ。昔は、本当に才能ある無名の若者発掘の場だったのかもしれない。でも、今の世の中はすべてビジネスなので、ビジネス上の思惑やら参加団体間の力関係で優勝者が決まることが多く、次席く…
多くのバレエマニアの方々が、「究極の鑑賞体験!」と絶賛するヴィクトリア・テリョーシキナが主人公のニキヤを演じる『ラ・バヤデール』。今朝youtubeを開いたら、何故かテリョーシキナがニキヤのポーズをキメル画像が目に飛び込み~~~ それも、マリイン…
ジョニー・デップ主演の『パイレーツ・オブ・カリビアン』といえば、いわずとしれたディズニーの看板アクションアドヴェンチャー。シリーズ5作を数え、スピンオフも計画されている大人気作品。 バレエにも大ヒットの『海賊』があるので、その原点となる作品…
バレエが好きと誰かに言うと、チョイっと前までシルヴィ・ギエムのファンかと聞かれて、ムッとすることが多かったビルコンティ。 で、長年バレエ愛好家がギエムの演目と認識していたのを、最愛のヴィクトリア・テリョーシキナがうっちゃりをかけて爆裂圧勝し…
セクシーでグラマラス、パワフルでキレキレって、最盛期のブリトニー・スピアーズとか、ジェニファー・ロペスとか、ジャネット・ジャクソンみたいなパフォーマーを見た時に浮かぶ言葉ですが、バレリーナにもそういうお姉さんがいるんですね。 その人の名はヴ…
バレエ好きと自認する皆さまとお話すると、子ども時代に『くるみ割り人形』を見てと、うれしそうに話す方が多いのですが、悲惨なバレエ鑑賞体験に悩まされてきたビルコンティは、実際にどんな公演をご覧になったのか、根掘り葉掘りチェックします。 懐疑心だ…
10年前、映画の『ブラック・スワン』が大ヒットしたとき、『白鳥の湖』ってどんなもんよってな感じでみなさんが見にきて話題になり、あっという間に万単位のアクセスを獲得、あまりの人気にワーナー・クラシックスの公式看板コンテンツになったYouTube動画が…